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販路はamazonが最適な理由

なぜAmazonで売るのがおすすめ?3つのメリットと注意点

せどりで仕入れた商品を売る方法は、フリマアプリやインターネットショップが主流ですが、その中でもAmazonを利用して売ることを強くおすすめします。

今回は、なぜAmazonで売ることがおすすめなのか、3つのメリットと2つの注意点を詳しく解説していきます。

Amazonでせどりビジネスを行う3つのメリット

Amazonでせどりビジネスを行うことで、他の媒体で商品を販売した場合と比べると、売れる確率が高くなります。

またAmazon独自のサービスを利用できるので、面倒な梱包や発送業務を簡略化できるというメリットがあるので、副業の方には特におすすめです。

ここからは、Amazonでせどりビジネスを行う3つのメリットを解説していきます。

1.月間約5,000万人をターゲットのビジネスができる

視聴者分析と広告分析を行うニールセンデジタル株式会社が発表した、2021年4月のレポートによると、オンラインショッピングでPCとモバイルの重複を除いた視聴者数(18歳以上)で、1位に楽天市場、2位にAmazonがランクインしています。

その視聴者数は、5,120万人。年齢別男女比で見ると、18〜34歳の男性ユーザーが多いとのことでした。

【参照】ニールセン、デジタルコンテンツ視聴者のMonthly Totalレポートによるオンラインショッピングのサービス栄養状況を発表|Nielsen https://www.netratings.co.jp/news_release/2021/06/Newsrelease20210615.html

自分で一からオンラインショップを立ち上げる場合、集客が最も大きな課題となりますが、月間約5,000万人のユーザーが利用するAmazonで仕入れた商品を販売することで、この課題を心配する必要がなくなります。

2.Amazon出品にかかる費用が安い

 小口出品大口出品
月間登録料無料4,900円/月
基本成約料100円/1回無料

【参照】出品にかかる費用|Amazon https://sell.amazon.co.jp/pricing?ref_=asjp_soa_rd&

Amazonで仕入れた商品を出品するには、「セラーセントラル」を開設して販売することになります。

このセラーセントラルでは、「小口出品」と「大口出品」の2つから利用することができますが、Amazonでせどりビジネスを行うのであれば大口出品を最初から選択することをおすすめします。

小口出品は無料で利用することができ、商品が売れるごとに1点につき100円の基本成約料がかかります。

大口出品は毎月4,900円の費用がかかりますが、商品が売れた時の基本成約料が無料なので、毎月50点以上の商品を販売するのであればお得に利用することができるという計算です。

最も利用者数が多い楽天市場の場合、一番安いプランでも19,500円/月の利用料を支払う必要があることを考えると、Amazonの月間登録料は破格と言えます。

また、Amazonはフリマアプリのように出品型の媒体なので、楽天市場のように出品ページを作り込む必要がないため、難しい知識がなくても簡単に商品を販売することができます。

3.FBAを利用できる

最後に、Amazonでせどりビジネスをすすめる最大の理由が、FBAを利用できるからです。

AmazonのFBAは、商品の梱包と発送などの面倒な業務をAmazonが代行してくれるサービスで、出品する時点で大量に商品をAmazon倉庫に送ることで、後はAmazonが全て行ってくれます。

AmazonのFBAを利用することで、出品した商品に「primeマーク」が付くので、ユーザーは購入した商品をAmazonが発送を行うことが一目でわかるようになります。

近年Amazonで詐欺が横行していることから、Amazonを利用するユーザーは「primeマーク」が付いている商品を選ぶことが増えてきているので、売れる確率がより高くなります。

また、FBAを利用することで、お急ぎ便注文に対応することができるので、早く商品を手に入れたいというユーザーのニーズを満たすこともできます。

Amazonでせどりビジネスを行う際の2つの注意点

Amazonセラーセントラルで仕入れた商品を販売する際は、「手数料がかかること」「ルールを守ること」の2つに気をつける必要があります。

ここからは、この2つの注意点について詳しく解説していきます。

1.手数料が発生することを理解しておく

Amazonで大口出品する際は、月間登録料4,900円/月で利用することができるという安さが魅力ですが、Amazonには「手数料」というものがかかります。

  • Amazon販売手数料
  • カテゴリー成約料
  • FBA配送代行手数料
  • 在庫保管手数料
  • FBA在庫の返送・所有権の放棄の手数料
  • FBA購入者返品手数料
  • FBA長期在庫保管手数料
  • FBAの納品不備受領作業手数料
  • その他の手数料

まずAmazonで商品を販売すると、販売するカテゴリーごとに「販売手数料」がかかります。

たとえばおもちゃやカメラ機器、PC周辺などの場合は10%、ゲームハードやパソコン本体などは8%の手数料が必要です。

特に販売手数料が高いカテゴリーがアクセサリーとなっており、45%の手数料がかかります。

そのため、販売手数料が安いカテゴリーの商品を仕入れて売ると、より利益を上げることができます。

また、出品したカテゴリーで商品が1つ売れるごとに、書籍やミュージック、DVDなどの一部カテゴリーでは「カテゴリー成約料」が必要になります。

書籍では80円、ミュージック・DVDでは140円の手数料が必要なので、小さな利益を積み上げられるジャンルで出品すればするほど、成約手数料が痛手になります。

さきほど強くおすすめしたFBAを利用することにも、手数料がかかります。

販売する商品によって、「FBA配送代行手数料」というものがかかり、小型(25×18×2cm未満)で282円、標準(45×35×20cm未満)で381〜548円、大型(45×35×20cm以上、または9kg以上)で589〜1,756円の手数料がかかります。

その他に、FBA倉庫に在庫を保管する手数料や、FBA倉庫から商品を返送してもらったり、商品を廃棄する場合の手数料、FBAで販売した商品が返品された場合の手数料など、FBAを利用することに対する手数料が多くあります。

各手数料を把握しておいて、手数料が少ないジャンルで出品したり、仕入れる際に商品にへこみや傷などがないかよくチェックする必要があります。

2.利用規約を守る

Amazonセラーセントラルを利用する際、「出品者の禁止活動および行為、ならびに遵守事項」を守らなければ、Amazonのツールやレポートの停止、出品権限の剥奪、永久停止などの措置を受ける場合があります。

このルールでは、「制限対象商品」として、23のジャンルの商品は出品を禁止されています。

たとえば、酒類や医薬品などは、特別な資格や許可が必要になるので、無資格・無許可で販売することができません。

また、せどりでおもちゃを仕入れる方が多いですが、このおもちゃは日本の食品衛生法およびその他の基準を満たしたもの以外販売できないなど、細かなルールが記載されています。

あなたがAmazonセラーセントラルで販売したい商品が、制限対象商品ではないか事前によく確認しておきましょう。

まとめ

Amazonで仕入れた商品を販売することで、

  1. 月間約5,000万人をターゲットにビジネスができる
  2. 他の媒体と比べると安く出品できる
  3. FBAを利用できる

上記3つのメリットがあるので、とてもおすすめです。

しかしAmazonで仕入れた商品を販売する際は、毎月必要になる登録料の他に、さまざまな手数料が必要になることや、Amazonが定めたルールを守ることを覚えておく必要があります。

細かな手数料やルールがデメリットのように感じますが、その分Amazonで仕入れた商品を販売するメリットは大きいので、これからせどりで仕入れた商品を販売する方は、ぜひAmazonセラーセントラルを検討してみましょう。

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