初心者用せどり(物販)の始め方

Amazonアカウント(セラーセントラル)の開設方法

Amazonセラーセントラルの開設方法は?開設後に気をつけたい注意点についても解説

月間約5,000万人をターゲットにせどりビジネスができるAmazonセラーセントラルでは、簡単にたくさん商品を販売することができます。

そこで今回は、Amazonセラーセントラルでできることや、アカウント開設に必要な書類、アカウント開設方法、アカウント開設後の注意点について、詳しく解説していきます。

Amazonセラーセントラルでできること

できること詳細
1.商品管理商品の出品やAmazon倉庫への納品(FBA)、販売価格の調整
2.評価管理顧客から受けた評価で、不都合な評価があればAmazonに評価削除依頼ができる
3.売り上げ管理過去の売り上げ実績や、現在の残高を確認することができる
4.Amazonへの問い合わせ困ったときにAmazonへといあわせることができる

Amazonセラーセントラル開設に必要なものや、開設のやり方をご紹介する前に、まずAmazonセラーセントラルでできることを解説していきます。

Amazonセラーセントラルへログインすると、1つの画面に8つの項目が表示されます。

その8つの項目は、主に上記の表でご紹介したような4つの機能となっており、商品の注文状況を管理したり、自己発送の場合は進捗状況を確認することができます。

またAmazonのFBAを利用している方は、商品がAmazon倉庫から発送されたかどうか、発送の状況を確認することができます。

4つの機能をすべて把握して使いこなすのは難しいので、わからないことはAmazonに直接問い合わせて聞くことができます。

Amazonセラーセントラル開設に必要なもの

必要なもの詳細
1.電話番号電話認証を行うため、応答可能な電話番号
2.メールアドレスサインインやメール受信を行うため、せどり用メールアドレスを取得する
3.クレジットカード手数料の支払いを行うため、せどり用クレジットカードを用意する
4.銀行口座売り上げの振り込みを行うため、せどり用の銀行口座を用意する
5.身分証明書※ 最近追加された項目、後述で紹介
6.各種取引明細書

Amazonセラーセントラルを開設するためには、上記の表にある6つのものを用意する必要があります。

1〜4までは一般的なものなので、せどりビジネスを行う際に専用のものを用意しておくといいでしょう。

また、電話番号はせどり用スマホを契約する方法の他に、1台のスマホで2つの電話番号が取得できる「050」からはじめる電話番号を用意しておくと便利です。

また、5と6の身分証明書と各種取引明細書は最近追加された項目で、詳細な必要書類が定められています。

ここからは、この身分証明書と各種取引明細書について解説していきます。

有効期限内の顔写真入り身分証明書とは?

Amazonエラーセントラル開設に必要な身分証明書は、「運転免許証」もしくは「パスポート」の2点のみです。

マイナンバーカードなどは、顔写真入りであっても認められません。

また、運転免許証とパスポートは有効期限内である必要がある他に、スマホやデジカメなどで撮影した画像や、スキャンして取り込んだデータでなくてはいけません。

もちろん、セラーセントラル開設申請者の情報と、身分証明書の情報が一致している必要があります。

パスポートの場合は必ず署名しておき、運転免許証の場合は両面の画像データを用意するようにしましょう。

180日以内に発行された取引明細書とは?

こちらも新しく追加されたAmazonセラーセントラル開設に必要な提出書類で、以下の3つの各種取引明細書のいずれかが必要になります。

  • クレジットカード利用明細書
  • インターネットバンキング取引明細
  • 預金通帳の取引明細
  • 残高証明書

これらの書類は、スクショや画面を撮影したものは認められないので、可能であればPDFファイルで取得するか、郵送で届いた書類の場合は、書類をカメラで撮影するようにしましょう。

提出する各種取引明細書には、氏名や請求先住所、銀行やクレジットカード情報が確認できるか確かめてから提出を行います。

最後に、過去180日以内の取引明細書である必要があるので、今日の日付から逆算して180日以内かどうかを確認しましょう。

Amazonセラーセントラルの開設方法

Amazonセラーセントラルには、「小口出品」と「大口出品」の2種類があります。

大口出品の場合は月額登録料として4,900円の費用が発生しますが、無料で利用できる小口出品のときに必要な、商品が1点売れるごとに発生する100円の販売手数料がかかりません。

そのため、ここでは最初から大口出品でAmazonセラーセントラルへ申し込むことをおすすめします。

そこで、Amazonセラーセントラル大口出品登録のやり方について解説していきます。

1.アカウントを作成する

こちらのページより、Amazonセラーセントラルへ登録します。

Amazonで購入する時に試用しているアカウントがあれば、そのアカウントを使ってセラーセントラルを開設することができます。

しかし購入時にAmazonから届くメールを受信しているメールアドレスに、Amazonで商品が売れた時にもメールが来るようになるので、メールアドレスを分けたい場合は、出品者用アカウントをせどり用メールアドレスで新たに作るようにしましょう。

2.必要事項を入力する

画面に表示された項目を全て埋めていきますが、このとき後にアップロードする必要書類と同じ情報である必要があります。

名前や住所などが、提出書類に記載の情報と相違ないかよく確認しましょう。

3.必要書類をアップロードする

先ほどご紹介した、セラーセントラル開設に必要なものをアップロードしていきます。

必要書類のアップロードが完了すると、次は審査が行われます。

審査はおおよそ2日間程度で終わり、審査結果が登録したメールアドレス宛に届きます。

必要書類の再提出もメールで連絡が来るので、再提出になった場合は早めに対応するようにしましょう。

Amazonセラーセントラル開設後の注意点

Amazonセラーセントラルの審査に通り、無事セラーセントラルを通して商品をAmazonに出品できるようになったら、注意すべきことが2つあります。

  1. 初月から100万円以上の売り上げを出さない
  2. 頻繁に振り込みボタンを押さない

Amazonでは、詐欺出品者に対して厳しい対応をしているので、上記2つの行動で詐欺出品者の疑いをかけられてしまう可能性があります。

例えば中国の詐欺出品者は、粗悪品をたくさん販売して、評価が落ちて売れなくなる前に、売上金だけ振り込み申請をしてアカウントを削除、その後逃げます。

また、このような詐欺出品者が多いことから、頻繁に売上金を振り込み申請している出品者に対して、詐欺の疑いをかけられる場合があります。

そのため、初月は多く売り上げずに、売上金は2週間ごとに自動で振り込まれるのを待つようにしましょう。

まとめ

Amazonセラーセントラルでは、商品管理やAmazonへの問い合わせなどが1つの画面でできるようになっていて、とても便利です。

Amazonセラーセントラルを利用するためには、出品用アカウントを作成して審査に合格する必要があります。

Amazonセラーセントラルの審査に必要な必要書類の中には、身分証明書と各種取引明細書のアップロードが最近追加されたので、認められる書類を確認してからアップロードしましょう。

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